初夏の風物詩「ホタル」を金沢市中心部で観賞できるなんてステキ。+。.:*・
しかも「特別名勝 兼六園」と「金沢城外濠公園 白鳥路」で!
ホタルが舞う時期に石川へ観光に来られる方は、ぜひお立ち寄りいただければと思います。
特に「兼六園」で幻想的なホタルの舞を観賞できたら超ラッキーですねヽ(^◇^)/
今回は金沢市中心部でホタル観賞ができるおすすめスポット2ヶ所「兼六園」と「白鳥路」をご紹介します。
この記事を読んでわかること
・蛍(ホタル)の生態と発光
・兼六園ホタル観賞会
・白鳥路ホタル観賞の夕べ
★動画はInstagramを見てね!
↓↓ 2023年撮影
2023年「白鳥路ホタル観賞の夕べ」
↓↓ 2022年撮影
2022年「白鳥路ホタル観賞の夕べ」①
2022年「白鳥路ホタル観賞の夕べ」②
2022年「白鳥路ホタル観賞の夕べ」③
目次
【追記】2023年6月11日 蛍(ホタル)の出現について
2023年6月10日「白鳥路ホタル観賞の夕べ」で
「金沢ホタルの会」解説員さんからお聞きしたことをお伝えします。
『今年は気温が高くホタルの初見(白鳥路の)は例年5月30日ぐらいだけど、
今年は1週間ほど早かったから、
その分ピークも早くて先週ぐらいで、
来週(16日(金)~18日(日))は見られるかどうか…
昨日(6月9日の確認数)は28匹で今日は18匹確認されてます。』とのことでした。
≪ホタルの初見とは≫
ホタルが光を発するのが初めて確認されること
この記事でご紹介している
「兼六園ホタル観賞会」「白鳥路ホタル観賞の夕べ」については
日程がすでに公表されていますが
ホタルの出現について気になる方は日程が近づきましたら
それぞれの「問い合わせ先」にご確認いただくのがよいかと思います。
★それぞれの【問い合せ先】については次の目次をご参照下さい。
「兼六園ホタル観賞会」・・・目次 4
「白鳥路ホタル観賞の夕べ」・・・目次 5
6月10日(土)夜
天候は晴れで風がなく少しムシムシしていました。
ホタルの確認数はこの日は18匹ということでしたが
散策路を1回目通っただけでも10匹以上は見つけることができました👀
私は何度も往復したので
実際のホタル数よりも数倍楽しむことができました♪
ホタル数は少なめでしたが子供さんからご高齢の方まで
大勢の方が幻想的なホタルの光を楽しまれたり癒されたりしていました。
また「金沢ホタルの会」解説員さんから
ホタルについていろいろ教えてもらっている人達もいました。
ホタルの数は多くても少なくても、
その光や光り方はとても幻想的でずーっと見てても飽きがこないほどです。
蛍(ホタル)について
ホタルの種類
ホタルは全世界で約2000種類、日本国内では約50種類生息しているそうです。
日本でホタルといえば、発光する代表的な種類のホタル「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」「ヒメボタル」などをさすことが多いのですが、実は成虫は発光しない種類の方が多く、発光する種類は珍しいのだそうです。
成虫は発光しない種類でも、卵や幼虫は殆どの種類が発光するそうです。
ホタルのエサ
卵から孵化(ふか)した「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」の幼虫は、成虫からは想像もつかないイモムシのような姿で、幼虫時代を水中で過ごしエサのカワニナ、モノアラガイ、タニシなどの淡水生巻貝の軟体部にかみつき、消化液を分泌して肉を溶かしながら食べます。ちょっと気持ち悪いですね…
しかし成虫になってからは水を摂取するのみで、幼虫時代に蓄えた栄養分だけで活動したり産卵します。
そして蓄えられた栄養分を消化しきってしまうと、寿命がつきてしまうのです。
また、成虫は川の水は一切飲まず、夜露(よつゆ)しか飲みません。ですから成虫はウンチをしないそうです。
ホタルは成虫になるときには、口が退化してしまいます。
ですから「成虫は水しか飲みません」というよりは、「成虫の口は退化して水を飲むことしかできません」なのです。
ホタルの活動
発光するホタルは「夜行性」が多く、昼間は木や草むらで動かずに過ごし夜間に活動します。
活発に活動する【時間帯】と【気象条件】は次のようです。
【時間帯】
1夜に3回あります
1:20時~21時ごろ ←天候にもよりますが、この時間帯が一番多く飛翔するようです
2:23時ごろ
3:2時ごろ
【気象条件】
次のような条件が揃うとよく飛翔します
1:月明かりがない
2:雨上がり
3:気温が25~26度
4:湿度が高くムシムシしている
5:風がない
オスは飛び回りますが、メスは草や木に止まっていることが多いです
「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」の特徴
石川県内に生息する主な2種のホタル「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」のおもな特徴は次のようです。
▼「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」の特徴
種類 | ゲンジボタル | ヘイケボタル |
体長 | 10~20㎜前後
メスの方が体が大きい |
7~10㎜前後
メスの方が体がやや大きい |
体の特長 | 成虫の前胸部中央に黒い十字型模様あり | 成虫の前胸部中央に黒い縦すじ模様あり |
発生時期 | 6月上旬~6月下旬 | 6月中旬~7月下旬 |
生息場所 | 水のきれいな小川や用水(流水域) | 水田、用水、池(止水域) |
幼虫のエサ | カワニナ | カワニナ、モノアラガイ、タニシなど |
発光のしかた | ゆっくり一斉に明滅
約25~30回/分 強い光 |
速く別々に明滅
約30~40回/分 ゲンジボタルに比べ弱い光 |
成虫の生存期間 | 1~2週間 | 1~2週間 |
蛍(ホタル)の発光について
ホタルの発光器
発光するホタルは腹部先端の発光器から「光」を出します。
その発光器の中には「ルシフェリン」という発光する物質と、発光するのを助ける「ルシフェラーゼ」という酵素があり、これと体内のATP(アデノシン三リン酸)という物質が反応して光るそうです。
ATP(アデノシン三リン酸)とは、全ての動植物や微生物の細胞内に存在する分子のことだそうです。
また「ルシフェラーゼ」はホタルの種類によって違い、光る色に違いがみられるのはそのためだそうです。
一般的には黄緑色の光ですが、黄色やオレンジ色などに光るホタルもいます。
これらホタルの光は「冷光」とよばれ熱を出しません。
★「ゲンジボタル」の発光器 オスとメスの違い
発光する部分はオスは2節、メスは1節でオスの方が明るく光ります。
ホタルはなぜ発光する?
卵・幼虫・蛹(さなぎ)のときは『警戒行動』として光り、成虫になると『求愛行動などコミュニケーションをとるため』に光るといわれています。
ホタルでも発光しない種類や卵と幼虫時代だけ発光する種類、オスだけ光る種類もいます。
成虫が発光しない多くが「昼行性」のホタルは、性フェロモン(匂い)でコミュニケーションを行うといわれています。
また、コミュニケーションを光と性フェロモンの両方で行う「両行性」の種類もいるそうです。
兼六園ホタル観賞会の開催日時
石川の代表的観光名所・兼六園で「金沢城・兼六園四季物語 夏の段 ホタル観賞会」が開催されます。
日本三名園の一つ、特別名勝兼六園でホタルの観賞ができるなんてステキ!
しかも、入園無料です‼
石川県内にお住まいの方でもご存知ない方が多いのでは?
普段は閉園している時間に無料で入園できて、しかも幻想的なホタルの舞が名園で観賞できるのですから、観光客の皆様、石川県民の皆様、ご都合のつく方は参加されてみませんか?
ホタルの会の解説員さんもいらっしゃるので、ぜひこの機会にいろいろ教えてもらったり、質問したりしてみてくださいね。
【場所】兼六園
〒920-0936 金沢市兼六町1
※入退園口は「蓮池門口」「小立野口」の2ヶ所のみです
▼兼六園周辺地図
【開催日・全4日】
2023年6月30日(金)、7月1日(土)
2023年7月7日(金)、8日(土)
【開催時間】
19:30~21:10(閉園は21:30)
※暗くなってからホタルが観られます(20:00頃から)
【入園料】
無料
【問い合わせ先】
石川の四季観光キャンペーン実行委員会(石川県観光企画課内)
TEL:076-225-1542
- 入退園口は「蓮池門口」「小立野口」の2ヶ所のみです
- 散策可能なコースが決められています
- フラッシュ撮影は禁止です
ホタル観賞のため照明は暗くなっています
安全のためスタッフの方の誘導指示に従いましょう
- 荒天等により中止、変更となる場合があります
- 天候等によりホタルが現れないこともあります
- 照明が暗くなっているため歩きやすい安全な履物がおすすめです
★7月8日(土)のみ『水引で作る ほたるストラップ』開催!
【場所】いしかわ生活工芸ミュージアム(兼六園 小立野口に隣接)
【日時】7月8日(土) ①17:30~ ②18:30~ ③19:30~
【参加料】1,000円
※要予約(空きがある場合は当日参加可能)
↓↓ 「水引で作る ほたるストラップ」詳細はこちら|いしかわ生活工芸ミュージアム
白鳥路ホタル観賞の夕べの開催日時
この散策路もまちなかにあり、日常的に多くの方が行き来しているにもかかわらずホタル観賞ができるという貴重な場所です。
散策路に沿って整備された水路には、石川門近くにある井戸のきれいな水(地下水)が流れ、ホタルの幼虫の餌となる巻貝(カワニナ)なども見ることができます。
しかし白鳥路が整備された当初はホタルはいなかったそうです。
昭和62年から平成7年までホタルの幼虫を放流し環境保全に務めたことによって、現在は放流をしなくても毎年ホタル観賞ができる環境になったそうです。
また「白鳥路ホタル友の会」や「金沢ホタルの会」の市民ボランティアの方々のお世話によってホタルが生息できる環境が保たれているのだそうです。
【場所】金沢城外濠公園 白鳥路
〒920-0937 石川県金沢市丸の内6
★金沢城外濠公園 白鳥路の散策路は
「兼六園側」からも「大手堀側」からも出入りでき
それぞれの側に「公衆トイレ」もあります
【開催日】
2023年6月9日(金)~11日(日)
2023年6月16日(金)~18日(日)
※小雨決行
※どなたでも自由に参加できます。参加料:無料! 申し込み:不要!
【開催時間】20:00~21:30
★開催時間でなくとも白鳥路は24時間いつでも自由に通行できる散策路になっています
【入園料】不要
【駐車場】駐車場はありませんが周辺には有料駐車場が点在しています
【問い合わせ先】
金沢市環境政策課 TEL 076-220-2507
蛍(ホタル)観賞の注意事項3つ
1:フラッシュ撮影ははしないで
懐中電灯なども当てたりしないで
2:お話は必要最小限とし、される場合は小声で
お子様連れの方は事前にお話しておくといいですね
3:虫よけは使用しないで
蚊に刺されることもありますので長袖・長ズボンの着用がおすすめ
- ホタルは音や明かりにとても敏感なので気をつけましょう
- 捕まえて持ち帰らないようにしましょう
- みんなで注意事項を守りホタル観賞を楽しみましょう
蛍(ホタル)豆知識
ホタルの一生
ホタルの一生=寿命は卵がふ化してからほぼ1年です。
- 6月下旬:産卵
- 7月下旬:卵がふ化
- 7月下旬~翌年5月:幼虫
- 5月上旬:さなぎ
- 6月中旬:成虫
成虫になったオスとメスが交尾をし、メスが約500~1000個の卵を水辺のコケなどに産みつけます。卵の大きさは直径約0.5㎜。
卵は約1ヶ月でふ化し、幼虫はすぐに水中に入って行きます。幼虫の体長は約2㎜。
幼虫は水中で生活しカワニナなどのエサを食べながら、約9ヶ月ほどの間に5~6回脱皮をし、2.5~3㎝ほどに成長します。
幼虫も夜行性なので雨の日や雨上がりで陸地の土が柔らかくなっている夜に光りながら上陸します。そして、すぐに土の中にもぐり込み「土まゆ」を作り、その中で脱皮して「さなぎ」になります。それから約1ヶ月ほどで羽化し「成虫」になります。
土の中から出てきた成虫は草や木によじ登り、羽が固くなってから飛び始めます。そしてオスは気の合うメスを探して交尾をし、メスは産卵をします。成虫になってからは1~2週間しか生きることができません。オスはメスよりもやや寿命が短いようです。
陸生ホタルと水生ホタル
ホタルは一生を通して陸地で過ごす「陸生ホタル」が殆どですが、ゲンジボタル・ヘイケボタル・クメジマボタルは幼虫時代を水中で過ごす「水生ホタル」です。
そのため「水生ホタル」の幼虫には、水中の酸素を取り入れるためのエラがあります。また陸地にいるときは、このエラが気門の働きもします。
≪気門とは≫
昆虫など気管で呼吸する節足動物の体の側面にある空気が出入りする穴。
生息地域による「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」の光り方の違い
日本に生息する「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」は、その地域によって光る間隔が異なります。
【ゲンジボタル】
- 東日本:約4秒に1回光る
- 西日本:約2秒に1回光る
【ヘイケボタル】
- 本州、九州、四国:約0.5秒に1回光る
- 北海道など寒冷地:約1秒に1回光る
このようなことから、たとえ同種のホタルであっても、光る間隔が違う地域に生息するホタルを捕まえて連れてきても、その地域に生息するホタルとはうまくコミュニケーションを行えないそうです。
まとめ
今回ご紹介した「兼六園」も「金沢城外濠公園 白鳥路」も金沢市中心部のまちなかにあります。
そのような場所でホタル観賞ができる環境があることを沢山の方々に知っていただき楽しんでいただきたいと思います。
そして、今後も毎年「金沢城・兼六園四季物語 夏の段 ホタル観賞会」「白鳥路ホタル観賞の夕べ」が開催されるように、一人でも多くの人に環境保全にも関心をもってもらい、日常生活の中で各々ができることに取り組んでいただくきっかけになればと思います。
あらためて四季のある日本で、季節ごとの風物詩を楽しめる日常があっていいいなと感じます。
- 【兼六園ホタル観賞会】「ヘイケボタル」がほとんどで「ゲンジボタル」はあまりみられない
- 【白鳥路ホタル観賞の夕べ】「ゲンジボタル」は3週間~1ヶ月くらい、「ヘイケボタル」は 1ヶ月半くらいみられる
「ヘイケボタル」よりも「ゲンジボタル」の方が体が大きくて明るく光ります。
ゲンジボタルやヘイケボタルは、成虫になってからはエサは一切食べず夜露(よつゆ)しか飲みません。
そして成虫になって約1~2週間しか生きることができない中でメスは産卵もし、一生を終えます。
そのような生態も心得て捕まえて持ち帰ることのないように、ぜひやさしく見守る心でご観賞いただければと思います。
(過去分)【追記】2020年6月13日
6月10日「白鳥路ホタル観賞の夕べ」初日に行って来ました
それよりも前の6月4日の百万石行列があった夜にも
白鳥路のホタルさんが気になって様子を見に行ったのですが
その時より随分増えてましたー\(^o^)/
▼この日、見つけたホタル
画像はフラッシュをつけずに撮影し編集したものです
ホタルの繁殖期は減灯されていますが
街灯がある辺りの水路側のツツジやアジサイに
ホタルがとまっているところを撮影するとわりときれいに撮れました
・フラッシュや懐中電灯をあてるのはマナー違反です
・水路のカワニナは2年ほど前に撮影した画像です
今年もホタルさんが元気そうに飛翔したり、葉っぱや石などにとまったり
歩きながら光を放っているのを観ると嬉しくなりましたー
小さな子供さんから高齢の方まで大勢の方が童心にかえってホタルさんに夢中に!
白鳥路は金沢市中心部にありますが
いつの間にか森の中にいるような幻想的な空間に引き込まれていました
★ホタルの会の解説員さんがいてホタルのことを教えてくれたり質問に応えてくれたり、、
解説員さんによるとホタルの数は多い時には300匹ほどいたそうですが
多ければよいというものではなく
その翌年にはエサ不足から極端にホタルの数が減ったのだそうです
白鳥路ではホタルの数は100匹ぐらいがちょうどよいとのことでした
ホタルの会の方はホタルのために水路のザリガニ駆除やクモの巣取りも行うのだそうです
・ザリガニ駆除・・・水路の下流のため池から、たまに上がってきてホタルの幼虫のエサ(カワニナ)や幼虫が食べられてしまうため
・クモの巣取り・・・ホタルが飛んでいてクモの巣にひっかかると食べられてしまうため
※ホタルの会の方々のお世話のおかげで、こんなまちなかの白鳥路で毎年ホタル観賞ができるんですね。感謝です!
★子供さんにはホタルの豆知識が書いてある名刺大のカードが配られていました
ゲンジボタルとヘイケボタルの大きさの違いやオスとメスの発光器の違いなどの
説明を受けた後にもらっていました(子供限定とのこと)
▼白鳥路の大手掘り側入口にあるホタルの解説板
ホタルが観られる時期は毎晩ホタルの確認数(解説板右下)が更新されます
6月9日 92匹 (その日、更新されるまでは前日数になっています)
6月10日 61匹 (帰る時に見たもの)
6月10日はホタルの数は少なめでしたが、それでも十分に楽しむことができて癒されましたー💕
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