
石川県には観光客に人気の観光名所が沢山あります。
中でも有名な「兼六園」「金沢城公園」「金沢21世紀美術館」「ひがし茶屋街」などは金沢市中心部にあります。2020年10月に開館した「国立工芸館」も。他にも沢山。
そこで今回は休日などに混雑しがちな金沢市中心部の観光名所を限られた時間の中で効率よくお楽しみいただくためにおすすめの「バス」「自転車」「駐車場等の情報サイト」をご紹介します。
・金沢観光におすすめのバス
・金沢観光におすすめの自転車
・石川観光にお役立ちの駐車場、交通情報サイト
・SAMURAIパスポートについて
目次
兼六園や金沢市中心部の観光名所を周遊する【バス】


石川県金沢市の中心部にあり、国の特別名勝に指定されている「兼六園」は、水戸の「偕楽園」、岡山の「後楽園」とならぶ日本三名園の一つで、一年を通して四季折々の美しさや趣が楽しめるまさに名園です。
その「兼六園」がある金沢市中心部には、他にも「金沢城公園」「玉泉院丸庭園」「金沢21世紀美術館」「石川県立博物館」「ひがし茶屋街」「にし茶屋街」「長町武家屋敷跡」「鈴木大拙館」など、まだまだ沢山の観光名所があります。
2019年開館の「金沢建築館」や2020年10月に開館した「国立工芸館」もそうです。
金沢市内を効率よく観光するにはバスがおすすめ!
▼金沢駅の兼六園口(東口)バスターミナル
金沢市中心部にある沢山の観光名所は休日や観光シーズン、イベント時ともなれば更に観光客が増え混雑します。

金沢市内を周遊する北鉄バス4種
【お知らせ】
コロナ禍および2021年4月1日からのバスの変更・運休等の詳細は北陸鉄道㈱公式サイトでご確認ください
↓↓
電車・バス運行情報|北陸鉄道㈱
金沢市中心部の観光には次の周遊バスを利用すると便利です。
1:【城下まち金沢周遊バス】金沢中心部の名所めぐりにおすすめ!
「RL(Right Loop):右回りルート」と「LL(Left Loop):左回りルート」があります
▼金沢駅東口「6番のりば」の時刻表
▼運行ルート
↓↓「城下まち金沢周遊バス」の詳細はこちら
「城下まち金沢周遊バス」の詳細はこちら
2:【金沢ライトアップバス】夜の金沢散策におすすめ!
※「金沢ライトアップバス」の詳細は、後述「金沢ライトアップバス専用フリー券」の章をご覧ください。
3:定期観光バス【かなざわめぐり半日コース】(午前コース・午後コース)
※毎日運行、予約制、バスガイド付き
【料金】大人(中学生以上)2,600円/子供(小学生)1,600円
・ 金沢の伝統と美をめぐる 「かなざわめぐり午前コース」:毎日運行
・ 金沢の伝統と美をめぐる 「かなざわめぐり午後コース」:水曜日のみ運行
・ 金箔体験と北前船の港町「かないわ・おおのコース」:水曜日運休
↓↓ 定期観光バス「かなざわめぐり半日コース」詳細はこちら
定期観光バス「かなざわめぐり半日コース」詳細はこちら
金沢市内1日フリー乗車券

「金沢市内1日フリー乗車券」は、おとな用が「鼓門」、こども用が「ひゃくまんさん」のデザインです。
1日に何度もバスの乗り降りをするなら「金沢市内1日フリー乗車券」が便利でお得です!
【料金】おとな600円/こども(小学生)300円
※バスでの車内販売はしていませんのでご注意ください。販売窓口については後述します。
1:次のバスが有効日に限り終日乗り降り自由です!
- 「城下まち金沢周遊バス」
- 北陸鉄道グループ路線バス 指定エリア内
- 西日本JRバス金沢市内路線バス 指定エリア内
※指定エリアを超えた場合には追加料金が発生します。
※定期観光バス、高速乗合バス、特急バス、金沢ふらっとバス、金沢ライトアップバス、まちバスにはご利用できません。
2:「金沢市内1日フリー乗車券」を提示すると対象施設の入場料が当日限り割引になります!
割引対象施設にはステッカーがあります。下記にてご確認ください。
↓↓「金沢市内1日フリー乗車券」の詳細、割引対象施設、販売窓口等についてはこちら|北陸鉄道㈱
「金沢市内1日フリー乗車券」の詳細はこちら
▼「交通案内所内北鉄グループ案内所」(金沢駅東口バスターミナル7番のりば付近)
「金沢市内1日フリー乗車券」「金沢ライトアップバス専用フリー乗車券」も販売しています
金沢ライトアップバス専用フリー券


1日に何度も金沢ライトアップバスの乗り降りをするなら『金沢ライトアップバス専用フリー乗車券』がお得!
【料金】おとな500円/こども(小学生)250円
★夜の金沢散策におすすめです!うれしい「ご利用特典」あり
金沢市内の主なライトアップスポット周辺のバス停16ヶ所を約45分で周遊します。乗降は16ヶ所あるバス停のどちらからでも可能で途中下車しながら散策できます。
※バスでの車内販売はしていませんのでご注意ください。販売窓口については後述します。
【金沢ライトアップバス】ご利用特典!予約不要←コロナ禍により当面の間中止
観光ボランティアガイド「まいどさん」の案内で、約30分のひがし茶屋街散策が楽しめます。
\(*^▽^*)/コレハイイ‼
金沢駅を19:00~20:15までに発車するライトアップバスに乗り、「橋場町バス停」で下車後から案内してもらえます。
▼「金沢ライトアップバス」の運行日と運行時間:2021年4月~2022年3月
運行日は「毎週土曜日」ですが、下記日程の「特別運行日」があります。
運行日 | 毎週土曜日 ※2022年1月1日(土)は運休 |
特別 運行日 |
下記の日程 |
4月 | 29日(木/祝)、30日(金) |
5月 | 2日(日)、3日(月/祝)、4日(火/祝) |
7月 | 22日(木/祝)、23日(金/祝) |
8月 | 8日(日) |
9月 | 19日(日)、24日(金) |
11月 | 23日(火/祝) |
2022年 | |
2月 | 11日(金/祝) |
運行 時間 |
19:00~21:45(金沢駅発) |
15分間隔で循環運行 | |
最終便の金沢駅着は22:30 |
↓↓「金沢ライトアップバス」「金沢ライトアップバス専用フリー券」の詳細、販売窓口はこちら|北陸鉄道㈱
「金沢ライトアップバス」「金沢ライトアップバス専用フリー券」の詳細、販売窓口はこちら
↓↓「金沢ライトアップバス」チラシはこちら
「金沢ライトアップバス」チラシはこちら
金沢市内を周遊するJRバス2種
金沢市中心部の観光に便利なJRバスもあります。
毎日運行するバスと土・日・祝日のみ運行するバスがあります。
1:【ひがし茶屋街ライナー】ひがし茶屋街方面へ行くのに便利!
▼JRバス:ひがし茶屋街方面 「4番のりば」
4番のりばから発車のJRバスは、全て「近江町市場」「ひがし茶屋街」に止まります
※行先が「ひがし茶屋街ライナー」「田の島」「才田」「小二又」「東長江」「福光駅」などになっています
▼金沢駅東口「4番のりば」の時刻表と運行ルート
金沢駅東口4番のりばから発車するJRバスは、行先が「ひがし茶屋街ライナー」のほか何種類かありますが、全て「近江町市場」「ひがし茶屋街」に止まります。
1:【まちバス】土・日・祝日のみ運行!大人 100円/小学生 50円
▼金沢駅東口「5番のりば」
▼運行ルート
土・日・祝日のみの運行ですが、金沢市中心部の観光やお買い物に便利でお得なバスです。
車内でWi-Fiが使えます。
【運行時間】9:40~20:00
・9:40~17:40までは 20分間隔で運行
・18:00~20:00までは 30分間隔で運行
【運賃】
大人 100円/小学生 50円(小学生未満 無料、2人目から 50円)
【利用可能なICカード 10種類】
ICOCA、Suica、PASMO、PiTaPa、Kitaca、manaca、TOICA、はやかけん、nimoca、SUGOCA

↓↓「まちバス」の詳細はこちら
「まちバス」の詳細はこちら
能登方面を効率よく観光するにもバスがおすすめ!
能登方面をざっくりと観光されたい方には定期観光バス「能登めぐり3コース」がおすすめです。
観光予定やお好みに合わせて3コースから選べます。

1:わじま号
輪島朝市と世界農業遺産を巡ります/バスガイド付き
2:あさいち号
能登海岸めぐりと五重塔を巡ります/バスガイド付き
3:おくのと号
輪島朝市と”聖域の珠洲岬を巡ります
↓↓ 各コースの詳細、料金等はこちら|北陸鉄道㈱
定期観光バス「能登めぐり3コース」詳細はこちら
↓↓ 定期観光バス「2021年度パンフレット」はこちら|北陸鉄道㈱
定期観光バス「2021年度パンフレット」はこちら
兼六園や金沢市中心部の観光におすすめの【自転車】
★自転車は全て電動アシスト(GPS機能付き)で坂道もへっちゃらです!
▼サイクルポート 01金沢駅 看板
▼サイクルポート 01金沢駅
▼サイクルポート 16しいのき迎賓館・玉泉院丸庭園
自転車の返却は借りたポート(駐輪場)に戻す必要はありません。目的地付近のポートに返却OKです。
金沢市内の観光名所やコンビニ、バス停などに、まちのりのポートが69ヶ所もあります(2020年11月現在)。
ポート数が増えたことで、バスや電車などと組み合わせての利用も便利になりました。また急な天候の変化にも対応できていいですね。
▼自転車(電動アシスト装備・コンパクトな20インチ車)
・利用制限 身長145㎝以上
全て電動アシスト自転車(GPS機能付き)で坂道もラ~クラク!
▼自転車(後部)
▼自転車(前部)
スマホが設置できます。


金沢市には「まちのり」という便利な公共シェアサイクルサービスがあります。
複数設置されているサイクルポートのどこででも自転車を「借りる」「返却する」ができる便利なサービスです。
【おもな特長】
1:スマホアプリで登録・利用ができる
登録・利用手続きが簡単でポートの位置や貸出可能台数、現在地から目的ポートまでのナビゲーションも利用できる。
2:登録後は交通系ICカードorスマホアプリで借りる(開錠)、返却(施錠)が簡単にできる
3:「借りる・返す」のサイクルポート数が多いので、バスや電車との組み合わせや急な天候の変化に対応しやすい
↓↓ まちのり「借り方・返し方」動画はこちら|まちのり
まちのり「借り方・返し方」動画はこちら|まちのり
↓↓「ポートを探す」はこちら|まちのり
「マップで見る」「一覧で見る」のタブを切り替えてポートを探すことができます。
「ポートを探す」はこちら
4:利用プランが複数あり自分に合った利用方法が選べる
↓↓ まちのりパンフレット
≪会員登録をして利用する方法≫
・1回会員:利用回数が少ない方向け(降水確率が高めで天気をみながら利用したい方や他の移動手段も組み合わせて利用予定の方など)
・月額会員:日常よく使う方向け(毎日のように利用したい方など)
≪会員登録をしないで利用する方法≫
・1日パス:1日中時間を気にせず利用したい方向け(天気が良い日に観光やレジャーで利用したい方など)
↓↓ まちのりサービス紹介動画はこちら|まちのり
まちのりサービス紹介動画はこちら|まちのり
◆観光客の方へ
金沢市中心部には兼六園やひがし茶屋街、21世紀美術館などの他にも有名な観光名所が集積しています。
また、全ての自転車に電動アシスト搭載で坂道や長距離でもラク~に移動でき、市中心部より離れたエリアや高台にある観光施設等への移動にも便利になりました。

ただ観光客の方などで日頃から自転車に乗り慣れていない方は、土地勘のない観光地ということもあり、走行に際しては十分気をつけてください。
また、雨にぬれて風邪などをひいて楽しい観光が台無しにならないように、降水確率や気温などをチェックしてからのご利用をおすすめします。
◆地元の方へ
電車の駅やバス停、コンビニにもサイクルポートが設置されるようになり、サイクルポート数が増えています。
通勤・通学をされている方で日常的に利用したい方や、たまに利用したい方にも利用しやすくなりました。
【タクシー】について
▼金沢駅 兼六園口(東口)のタクシーのりば
▼金沢駅 兼六園口(東口)から主な目的地までの所要時間と運賃の目安
「タクシー」は「バス」や「自転車」に比べ利用料(運賃)は割高ですが、お天気や乗り合い人数、移動距離、観光できる時間や体調など、考え方によってはお得感がある場合もあります。
「タクシーのりば」は金沢駅 兼六園口(東口)、金沢駅 金沢港口(西口)を出て、それぞれの右手にあります。
目的地の方角が兼六園口方面か金沢港口方面かで「タクシーのりば」を選ばれるといいですね。
また「タクシーのりば」には目的地までの所要時間や運賃の目安が表示してあるので、乗車前に概算を知ることができて安心です。
【かなざわ観光ガイドタクシーについて】
金沢の観光名所や文化、歴史などについて十分な知識を有した認定ドライバーさんが案内してくれます。
さまざまなコースが用意されていて、障がい者割引制度もあります。
↓↓「かなざわ観光ガイドタクシー」の詳細はこちら
「かなざわ観光ガイドタクシー」の詳細はこちら
石川観光にお役立ちの駐車場・交通情報サイト
▼金沢駅 新幹線改札口
▼北陸新幹線「かがやき」
▼金沢駅 JR線・IRいしかわ鉄道改札口
▼七尾線観光列車「花嫁のれん」
観光列車「花嫁のれん」は主に金・土・日・祝日に金沢~和倉温泉間で運行されます。
金沢駅を出発する時間には「花嫁のれん」がホームに掛けられ、くぐって電車に乗れるようになっています。
到着する際には掛けないそうですので、写真におさめたい方は出発の際にお忘れなく!
※運転日時、運賃等は下記でご確認ください
「花嫁のれん」の詳細はこちら|JRおでかけネット

金沢市中心部の駐車場の位置や空き状況、バス・電車・新幹線・飛行機等の運行状況、道路画像や通行規制、積雪状況なども確認できます。
特に石川の冬は降雪があるため、交通機関や道路状況に大きく影響します。
楽しく安全に観光していただくために、ぜひお役立ていただければと思います。
このサイトは大きく次の4つに分類されていて、利用しやすくなっています。
- 道路交通情報
- 公共交通機関
- 運行情報などを掲載したサイト
- 金沢市駐車場情報
それぞれの方が必要なときに、必要な情報を、必要なだけ。楽しい旅にきっとお役立ちです!
★石川県の道路交通・公共交通機関・金沢市駐車場の情報について|ほっと石川旅ねっと
「石川県の道路交通・公共交通機関・金沢市駐車場の情報について」はこちら
▼1日の最大料金が決まっている有料駐車場/金沢駅 金沢港口(西口)周辺
金沢市内には1日の最大料金が決まっている有料駐車場もあります。
1日の最大料金は600~1200円くらいです。平日のみ最大料金設定があり、土日祝日は時間単位のみの駐車場もありますのでご注意ください。

※冬期の雪が降っている日に駐車場を長時間ご利用される場合は、屋根のある立体駐車場や地下駐車場を選ばれると雪除けの手間が省けると思います。
「観光案内所」「まちかど観光案内所」を活用しよう!
「観光案内所」2ヶ所
金沢市内には「観光案内所」が2ヶ所あります。JR金沢駅構内の兼六園口(東口)に「金沢駅観光案内所」、また市中心部の尾山神社前に2020年6月「金沢中央観光案内所」が新規オープンしました。
「金沢中央観光案内所」はオープンしたばかりで、まだご存じない方も多いかもしれませんが、市中心部に位置し周辺には宿泊施設が多いことや、「加賀百万石回遊ルート」上にあることで、観光客の方々にはご利用しやすいと思います。
1:金沢駅観光案内所
【場所】JR金沢駅構内の兼六園口(東口)
【営業時間】8:30~20:00 年中無休
【電話】076-232-6200
▼「手ぶら観光サービス」看板
「金沢駅観光案内所」では受付時間内に荷物を預けると、当日中に宿泊施設まで荷物を配送してくれる便利なサービスがあります。
大きいサイズの貸ロッカーなみ料金でお得!
貸ロッカー等に預けた荷物を取りに戻ることなく、身軽に存分に観光を楽しみながら、そのままホテルなど宿泊施設へ直行できるのがいいですね❣
【対象エリア】石川県内全域および福井県あわら温泉(お届け先はホテルなど宿泊施設に限る)
【受付時間】8:30~15:00(配送先により異なる)
【料金】石川県内 700~900円、福井県あわら温泉 1,200円
2:金沢中央観光案内所
【場所】金沢市中心部の尾山神社前(金沢ニューグランドビル1階)
【営業時間】10:00~21:00 年中無休
【電話】076-254-5020
◆おもなサービス内容
1:Wi-Fiエリア完備
2:傘の無料貸出
3:車イスの貸出
4:当日宿泊予約
5:旅行商品販売 など
▼金沢市の「観光ガイドブック」「観光パンフレット」「観光マップ」
「観光案内所」には金沢観光にお役立ち情報満載の「観光ガイドブック」「観光パンフレット」「観光マップ」などが置いてあります。
観光パンフレットの「かなざわ自由時間」は、金沢ならではの「体験プログラム」「イベント」「日帰り近郊ツアー」など旬な情報満載のウェブサイトで毎日更新されています。
観光の目的は人それぞれ。
「観光地ならではのおいしいものを食べ歩きたい!」
「観光名所をできるだけたくさん巡りたい!」
「温泉での~んびり過ごしたい!」
「伝統工芸を体験したい!」…などなど。
「かなざわ自由時間」は観光プランを立てる時や変更する時、また時間に余裕ができた時など、利用の仕方も利用するプランも自由自在!
所要時間⌚で選ぶ。お好み🍴♨🚍で選ぶ。お天気☀☁☂⛄で選ぶ。時間帯☀🌇★☽で選ぶ…など、みなさま次第。

★金沢市観光公式サイト『金沢旅物語』には「観光ガイドブック」の他にも金沢観光にお役立ち情報満載のパンフレットがたくさん用意されていています。
ダウンロードして金沢に行く前からプラン立て、下調べにも活用できて便利です。
「金沢市観光資料請求フォーム」より送付依頼することもできます。
↓↓ 金沢市「観光ガイドブック」やパンフレットのダウンロード・資料請求はこちら|金沢旅物語
金沢市「観光ガイドブック」やパンフレットのダウンロード・資料請求はこちら
「まちかど観光案内所」
▼「まちかど観光案内所」の所在地/「金沢市観光ガイドブック」より
金沢市中心部には「まちかど観光案内所」が点在していて、簡単な観光案内や「観光パンフレット」の提供を行っています。また一部の店舗では傘の無料貸し出しやトイレが利用できます。
※営業時間や休業日、サービス内容は「まちかど観光案内所」ごとで異なります。サービス内容については金沢市「観光ガイドブック」に記載されています。
傘の無料貸し出し「置き傘スポット」
▼金沢駅構内「観光案内所」の「置き傘スポット」
金沢市には誰でも自由に「傘」を無料で借りたり、返却できる「置き傘スポット」があります。
前述の「観光案内所」や一部の「まちかど観光案内所」、観光地、店舗、まちバス車内など約20ヶ所にあります。忘れ物の傘などを再利用したエコプロジェクトです。

↓↓「置き傘MAP」はこちら|金沢旅物語
「置き傘MAP」はこちら
城下町金沢の施設めぐりには「SAMURAIパスポート」がお得!
▼「SAMURAIパスポート」チラシ(表)|加賀百万石回遊ルート実行委員会
▼「SAMURAIパスポート」チラシ(裏)
2020年7月、城下町金沢に尾山神社と金沢城公園とをつなぐ「金沢城鼠多門・鼠多門橋」が復元されました。そして10月には本多の森公園に「国立工芸館」も開館し、新たな観光名所が増えました。
このことにより長町武家屋敷から金沢城公園、兼六園、本多の森公園へとつながる『加賀百万石回遊ルート』と名付けられた城下町金沢の散策ルートが形成されました。
『加賀百万石回遊ルート』については、「金沢城鼠多門・鼠多門橋」完成以降のことなので、まだ観光客はもとより地元の方にもあまり知られていません。
そこで周知と利用促進をかねて「加賀百万石回遊ルート」にある12の対象文化施設がお得に入館できる「SAMURAIパスポート」が販売されています。
観光客の方には効率よくお得な金沢観光に。地元の方には新しくできた見どころと地元を知るマイクロツーリズムにおすすめです。
【SAMURAIパスポートについて】
①特長:
a.「加賀百万石回遊ルート」にある12の対象文化施設に2日間、何度でも入場可能
b. 施設ごとに入場券購入の手間なし(パスポート提示で入場可能)
c. 1施設の入場料が100~550円なのでお得
d. 500円の追加料金で「金沢市内1日フリー乗車券」が購入できる(通常600円)
SAMURAIパスポートは2日間有効。バス乗車券は1日有効。
②販売価格:1,000円(金沢市内バス1日フリー乗車券付は1,500円)
③販売場所:金沢駅観光案内所(JR金沢駅 兼六園口)、金沢中央観光案内所(尾山神社前)等。詳細は下記「SAMURAIパスポート詳細はこちら」でご確認ください。
④問い合わせ先:SAMURAIパスポート事務局 ℡ 076-266-4401
※アンケート回答者に抽選で石川のお米「ひゃくまん穀 2㎏」プレゼント中!
期間:令和3年4月1日~令和4年3月31日
↓↓ 加賀百万石回遊ルート詳細はこちら|ほっと石川旅ねっと
加賀百万石回遊ルート詳細はこちら
↓↓ SAMURAIパスポート詳細はこちら|ほっと石川旅ねっと
SAMURAIパスポート詳細はこちら
金沢駅

金沢を訪れる多くの方々の金沢観光は、金沢駅に始まり金沢駅に終わるということが多いのではないでしょうか?
2005年(平成17年)3月、金沢駅兼六園口(東口)にガラス製の巨大な「もてなしドーム」と木製の「鼓門」が完成してからは、金沢駅は「美しい駅」としてとても有名になりました。
それ以来、金沢駅もすっかり兼六園や金沢城公園、金沢21世紀美術館、ひがし茶屋街などとともに金沢の人気観光名所になりました。
金沢観光での1枚目の写真が金沢駅の「鼓門」という方も少なくないのではないでしょうか?

そんな金沢駅について大まかに写真でご紹介したいと思います。
金沢駅 兼六園口(東口)
▼鼓門(つづみもん)の解説
▼鼓門/日中
「鼓門」の柱は金沢の伝統芸能である能楽の鼓の調緒(しらべお)がモチーフになっています。「鼓門」さんは金沢駅では一番の人気者です❣
▼鼓門/夕方
▼鼓門/柱
2本の柱の内部には送水管があり、天井にたまった雨水や雪解け水がその中を通って貯水槽へと流れるようになっているそうです。
▼鼓門の前にある時計噴水
時計噴水は小さな無数の噴水で「時刻」「いいね金沢」」「ようこそ金沢へ」「KANAZAWA」「WELCOME」の5パターンを表示しています。夜にはライトアップされ、とてもきれいです。
時刻や文字が表示されていることに気づかれない方もいますが、珍しいのでぜひお見逃しなく!
もてなしドーム
▼もてなしドーム/外観
金沢は雨や雪が多いため、「もてなしドーム」は「駅を降りた人に傘を差し出すおもてなしの心」がコンセプトになっています。
▼もてなしドーム/内観
全部で3019枚という多くのガラスが使用された幾何学模様のデザインで、やさしい光が降り注ぎ、おもてなしの心で行きかう人々を迎えてくれます。
▼もてなしドーム/天井
▼もてなしドーム/加賀友禅模様と竹細工のオブジェ
▼もてなしドーム地下広場へのエスカレータ
エスカレータは駅構内から兼六園口を出るとすぐ前にあります。その左側(バスターミナル側)にはエレベータもあります。
▼もてなしドーム地下広場
この右側にも広場が続いていて、イベント会場や修学旅行、団体旅行の集合場所などにも利用されています。
金沢駅兼六園口前のエスカレータを降りてすぐ左手にトイレがあります。
お正月、お盆、連休など、駅構内のトイレが混雑している場合はこちらを利用されるのも良いかと思います。
▼もてなしドーム地下広場/休憩所
テレビがあり、乗り継ぎの時間調整や待ち合わせ、休憩などに利用されています。地下ですが小さな庭があり太陽光も取り込まれ、自然を感じられくつろげる空間になっています。
▼もてなしドーム地下広場/ストリートピアノ←コロナ禍により、しばらくご利用できません
金沢駅兼六園口前のエスカレータを降りてすぐ右手に誰でも自由に弾けるストリートピアノ「思い出ピアノ」が設置されています。そばには丸テーブルとイスもあります。
また金沢駅金沢港口(西口)の地下通路広場にも「まちかど思い出ピアノ」が設置されています。
ピアノに気づいたら、ちょっと触れてみませんか?曲を奏でるもよし、端から端まで鍵盤を順番に弾いてみるもよし、鍵盤を1つだけポロン♪と..でもよし…
▼もてなしドーム地下広場/化石
地下広場には太い柱が沢山あるのですが、その中の何本かから化石が発見されたようです。
誰でも見つけられやすいように、化石が発見された柱には「貼り紙」と「矢印」がしてあります。お時間のある方はぜひ探してみてください。
金沢駅 金沢港口(西口)
▼金沢港口(西口)バス乗り場
▼金沢駅西広場
金沢駅西広場はそんなに広くはありませんが、お天気がよい日は気持ちのよい空間になっています。
スイレンとハスの池には、夏から秋にかけてやさしく涼しげな花が咲き、どちらの池にも金魚がいます。
【スイレン】2020年9月中旬撮影
※スイレンの見ごろ 9~10月頃
↓↓ 上の左の花は約3時間後には閉じていました。閉じていない花も沢山あり、種類によって異なるようです。
【ハス】2020年9月中旬撮影
※ハスの見ごろ 7~8月頃
ハスの花の見ごろの時期は過ぎていて、殆どの花が散りシャワーヘッドのようなハスの実ができていました。
ハスの実は花の中心部の花托(かたく)と呼ばれる部分が、花びらが散った後に成長してできます。気品のある花とは違ってユニークな形をしています。
またハスには観賞用と食用(レンコン)のものがあり、主に観賞用は池で、食用は蓮田・レンコン畑で栽培されます。
ハスの花はお盆の切り花として、ハスの実や地下茎のレンコンは野菜として食べられています。
ちなみにレンコンは「蓮根」と書きますが、根ではなく土中の茎が肥大したものです。根はレンコンの節と節のつなぎ目から出ているんですよ。
ハス池にもスイレン池にも金魚が沢山いますが、ハス池の方が水が澄んでいてよく見えます。この時期、赤ちゃん金魚が沢山いました。
▼金沢駅西広場にある金沢市制百周年記念事業モニュメント「悠颺(ゆうよう)」の解説
名称「悠颺(ゆうよう)」←とても難しい漢字です。
『このモニュメントは市制百周年を記念して建設したもので、活力、魅力、潤いのある「新しい金沢」をイメージし、未来に向かって悠然と伸びゆくことを願っています』と記されています。
▼金沢駅 金沢港口(西口)側から見たモニュメント「悠よう」
人気者の「鼓門(つづみもん)」さんに比べ、「悠颺(ゆうよう)」さんはどことなく寂しげです。
お時間とお心のある方は、ぜひ「悠よう」さんの写真撮影もお願いします【◎】_・) カシャッ!!
▼北国銀行側から見たモニュメント「悠よう」
カタカナで「カナザワ」と読めるようです。ちなみに「ワ」は頭を右に傾けると読めます。
金沢港口側と北國銀行側は交差点の対角線上にあり、地下道を通って行くことになります。
時間にあまり余裕がない場合は向かいのパークビル側へ横断歩道で渡り、その後、北國銀行側へ地下道を通って行く方が迷わなくてよいかなと思います。
地下道は慌てたときなどは迷うこともありますのでご注意ください。
金沢駅構内
▼金沢駅コンコース
手前:兼六園口(東口)と奥:金沢港口(西口)をつなぐコンコースです。
このコンコースを挟んで右手に金沢駅ショッピングモール金沢百番街「Rinto」、左手に「あんと」、金沢港口に「あんと西」があり、お買い物にも便利です。
門型柱は「鼓門」をイメージしたもので石川県産の能登ヒバが使われています。また内側には石川を代表する作家さんの伝統工芸品プレートが設置されています。
そのほか新幹線待合室やホーム、通路の壁面等にも石川の伝統工芸品が様々なかたちで使用、展示されています。お時間がある方はぜひ探してみてください。
▼「ひゃくまんさん」の解説
「ひゃくまんさん」は石川県観光PRマスコットキャラクターです。
解説板は小さくて見落とされがちですが「ひゃくまんさん」の横にあります。
▼「ひゃくまんさん」の前姿
縁起物「加賀八幡起上り」をモチーフに石川の伝統文化が凝縮されたデザインになっています。
金箔で有名な金沢がある石川県のマスコットらしく全身金ピカです!
「ひゃくまんさん」は兼六園口(東口)にある「観光案内所」入口付近で、石川県の観光PRのため年中無休で頑張っておいでます!!
※「ひゃくまんさん」公式ホームページでは「ひゃくまんさんグッズ」や「ひゃくまんさん小唄」の動画などをご覧いただけます。また「出演依頼」や「デザイン利用」も申請できます。
ひゃくまんさん公式ホームページはこちら
▼「ひゃくまんさん」の後ろ姿
▼金沢百番街:おみやげ・グルメ店のフロア「あんと」
↓↓ 金沢百番街フロアガイドと営業時間はこちら
「あんと」「Rinto」「あんと西」各フロアガイド詳細は後述あり
金沢百番街フロアガイドと営業時間はこちら
↓↓「あんと」フロアガイドはこちら
「あんと」フロアガイドはこちら
▼金沢百番街:ファッション・雑貨・書籍・カフェなどのフロア「Rinto」
↓↓「Rinto」フロアガイドはこちら
「Rinto」フロアガイドはこちら
▼金沢百番街:飲食・テイクアウト、生鮮食品スーパー、クリニックなどのフロア「あんと西」
↓↓「あんと西」フロアガイドはこちら
「あんと西」フロアガイドはこちら
まとめ
石川県へ観光で訪れる観光客数は、2015年3月の北陸新幹線開業以来、著しく増加傾向にあります。
観光客が増えることはとてもうれしいことですが、土日祝日ともなれば観光名所が混雑し、何かと工夫をしないと「移動時間」や「待ち時間」に時間を取られてしまいかねません。
「兼六園」「金沢21世紀美術館」などの観光名所が集積している金沢市中心部はなおさらです。
今回は金沢観光におすすめの「バス」「自転車」「駐車場等の交通情報サイト」などとあわせて、金沢市の「観光ガイドブック」「かなざわ自由時間」などについてもご紹介してきましたがご参考になりましたでしょうか?

石川県には金沢市内ばかりではなく、市外や能登方面、加賀方面にも有名な観光名所が沢山あります。その土地、その季節ならではの海の幸、山の幸も\(*’∇’*)/
ぜひそちらへも足を延ばして観光と郷土料理や地酒、地ビール、地ワインなどもお楽しみいただければと思います🎶
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石川県には金沢市中心部にある兼六園やひがし茶屋街などをはじめ、能登や加賀にも沢山の観光名所があり観光地としてとても人気があります。